【必見】美容室を経営する上で、初めに抑えるべき3つのポイント

美容室の経営で必要なポイント:お客さんの呼び込み

たとえどれほど、素晴らしい外観・内装・設備をしていてもまず、お客様が来なくてはそれらの工夫はあまり意味をなしません。まずは、自らの美容室の知名度を上げていく事が大事です。
現在ある美容室は全国に約23万店舗以上(厚生労働省によるデータ)あります。今店舗過剰の問題に直面している美容室は数ある中からお客様が愛着と信頼を持って長い間通い続けてもらえるお店作りをして行かないといけません。

お客様に通ってもらうには

広告活動は人と地域によって様々な手段があります。組み合わせやコストをかける割合の調整によっては効率的にお客様を集客することができます。主な集客方法をポイントに分けて紹介していきます。

チラシ配り・ポスチング
街頭でのチラシ配りは「あなたの地域にこんな美容室があります」というアピールとなります。しかし、魅力のないチラシは一日中配っても効果はありません。そうならないよう効果の得られろチラシ作りが必要です。
チラシ配りは、コミュニケーションです。チラシを受け取ってくれた人との会話が弾むと、そのまま来店に導くチャンスです。決してチラシ配りは雑用でもお店を繁盛する上でとても重要仕事です。なのでお店を代表するつもりで、振りまいに注意して振る舞いに注意して配るようにしましょう。しかし、チラシ配りは、チラシ代はもちろん、時間と人手を多く消耗します。予算に合わせて配る範囲やターゲットを絞ることも検討する必要があります。

チラシ作り

美容室に訪れる多くのお客様は、価格の安さを理由に来店する美容室を決めます。また、「開店記念限定」「初回来店限定」「学生限定」など、オファーの内容に特別さや希少さを持たせるようにすることにより、来店に迷っているお客様のきっかけ作りとなります。チラシを一度見たときに印象付けるデザインにしないといけません。初めて来店するお客様にとってお店の情報を視覚的に知ってもらうことはとても大切です。なので、初めてのお客様に店内の雰囲気やヘアスタイルの一例などをわかるように写真を入れインパクトを与えることや自らのヘアスタイルのイメージにもなります。これで、チラシをお客様は一度は拝見するはずです。しかし、それだけでは来店とまではいきません。他の美容室と異なることを伝えるにはキャッチーな言葉が必要です。ただメニューや割引情報を羅列するのではなく、「話題のカラー」や「髪が痛んでお困りのあなたに」などと、お客様の気を引くキャッチーな文句を入れて工夫しましょう。

口コミを利用する

美容室の集客において、特に効き目があるのが口コミです。お店からの一方的な宣伝を受けるよりも、家族や知人から進めてもらう方が信憑性がでるのは当然です。そのためには、実際に来店してもらったお客様にお店への好印象を抱いてもらい、周囲に広めてもらうことは必要であり大切なことです。消費者とは、特別扱いしてもらったり、ちょっした感動や刺激があると、「この感動を誰かに共有したい」と思うものです。ソーシャルメディアが発達しているので施術中にFacebookやTwitterに写真やコメントを投稿することも宣伝になりますね。お客様に、他人に共有したいと思えるような感動を提供しなければいけません。どんな形であれ、お客様に思い出を作ってもらうことが口コミをしてもらうためのヒントになります。

美容室の経営で必要なポイント:SNSの活用

現在、SNSの影響力は年々と増加し強力な力があります。だからこそSNSを活用し集客する美容室はとても多くなっています。SNSを上手に活用することができるとお客様の増加は自然と効果が出るはずです。でも基本的にSNSだけで集客できるとは思わないでください。SNSはホームページやブログと上手に組み合わせて上手につっていくこと集客を作っていくものです。

代表的な3つのSNS

代表的な3つのSNSといえば、Facebook、Twitter、Instagramですね。その中で、Facebook、Twitterは基本的には一緒となります。Facebook、Twitterでの集客は、ブログに役立つ記事を書いて、その記事をシェアしていくことでブログに誘導していく方法となります。そのため、Facebook、Twitterを活用して集客をしていきたいとお考えの場合は、まずはブログを始める必要があります。
どうして、ホームページではなくブログへと誘導するのかと疑問になると思います。そもそも、SNSはコミュニケーション・拡散ツールです。決して売り込みをする場所ではありません。そのためセールス情報以外の魅力的なコンテンツなどを発信していかないと意味がありません。あまりSNSの特性を理解してなく、いつも売り込みやセールス情報の投稿ばかりだと見た人は嫌いになり信頼を掴むことはとてもできません。なので、ブログは役に立つ情報や投稿者の人柄・価値観を発信することすることが前提となっているメディアです。しかし、ブログでも売り込みやセールス情報ばかりだと、嫌われるのはもちろん、そもそも誰も見ません。ということで、お客様の信頼を掴むという点ではホームページよりもブログの方がSNSと相性がいいです。いずれにせよ、ブログは集客ツールに強いのでとてもオススメと思います。
もう一つの、Instagramについての方法です。Instagramでの集客は検索から見込み客を引き込んでプロフィール部分のリンクでホームページに誘導していく方法です。Instagramでリンクをたどる人は購入モチベーションが高いので、ブログよりもホームページがスムーズです。検索で流入していくために。
集客の重要な鍵となるのは検索から引き込むことになります。検索されるキーワードを意識し、タグはできるだけたくさんつけます。最低でも地名と美容室に結びつくタグはすべての投稿につけておきます。(例:#新宿美容室、#新宿美容院、#新宿ヘアサロンなど)
また、アカウント名も検索対象なので地名と地名と美容室を入れます。(ホームページのURLも入れるようにします。)

美容室の経営で必要なポイント:リピーター施策

新規客が来店するきっかけのほとんどは、初回来店者向けに限定されたメニューや価格の安さにあります。その中で、お店の愛着を持っているリピーター客は、定期的に来店してくる確率が高く、一人あたりの単価も高いので、安定した売り上げが期待できます。お客様が二回以降も同じ美容室にいきたいと思う動機には「安心と信頼」があります。消費者が美容師の技術や仕上がりに対する満足感、店内の居心地、スタッフの雰囲気、予算に合ったメニューなど、美容室を選ぶ決め手となるお店の魅力は変わることなく「いつでも期待通りの品質を安心して受けられる」とお客様に思ってもらえるお店づくりをする必要があります。

お客様のニーズに合わせた柔軟に

お客様に向けてのアピールポイントは、基本メニューだけでなく、例えばまつげエクステや着付けなどの美容室と合わせて使われることが多いサービスを導入します。一箇所でお客様の「なりたい理想の姿」が実現できるということは、新規客にとってもリピーター客にとっても大きな魅了となります。予算や人手に余裕があれば、提供するサービスの幅を広げ、広告活動に使えるキーワードを増やしましょう。
お客様との距離を近づけることはとても重要です。スタイリストの指名制や担当制を導入することで、お客様とのコニュニケーションがより深いものにまります。すると、お客様一人ひとりの」髪質や好みを把握することができ、次回の予約やカウンセリングがスムーズになり、リピートがしやすくなる店となります。しかし、「同じサービスが毎回提供される」ということは長期的にリピーター客になってもらえるかといえば決してそうではありません。同じメニューの施設を定期的に受けているお客様でも特別な気持ちになってもらうには、来店時に新しく導入したヘアカラーを紹介されたり、前回のマッサージよりも念入りにしてもらったりする工夫は必要です。サービスをマンネリ化させないように、小さな変化を毎回つけていくことがリピーター客を他店に逃してしまわないようにするポイントです。

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美容室の経営で必要なポイントのまとめ

美容室の集客にSNSの活躍はとても効果的です。でもSNSだけで集客しようととは思わないでください。SNSはブログ・ホームページと組み合わせて導線を作っていくことが大切です。
そして、集客してからのサービス・コミュニケーション・工夫が新規客がリピーターとなってもらえるように計画を作らないといけません。お客様の意図を理解しサービスに繋げる考えは常に考え作業に取り組まないことが集客ために大切な仕事なのです。