美容室の経営者として成功したオーナーの3つの特徴

美容室の経営者に関して

美容室の経営者として成功した人は、必ずしも、特別ななにかを持っているわけでもありません。意外と誰でも頑張れば得ることができるようなモノを持っていることが多いです。今回は成功した美容室の経営者として成功したオーナーの特徴の3つについて書いていきたいと思います。

美容室の経営者は「お客様視点を持っている」

美容室の経営者として成功したオーナーの1つ目の特徴は、「お客様視点を持っている」です。そんな事は当たり前だと思いがちですが、意外とこの考えをきちんと持てていない人が多いです。美容室の経営者になった人は、「自分のやりたい美容室」という考え・理念をしっかり持っている人だと思います。「自分のやりたい美容室」という考え・理念を持つ事は経営者として必要な大きな要素であり、経営者としての一歩だといえます。しかし、この「自分のやりたい美容室」という思いが強すぎると、経営が上手くいかない大きな原因になることが多いです。理由を様々なお店に例えて説明しますね。ある飲食店の経営者は「高級ステーキを食べてもらいたい」という考え・理念で経営しています。しかし、お店のある場所は菜食主義の人々が住んでいる場所です。この飲食店の経営は上手くいくでしょうか。あるパーソナルトレーニングジムに例えます。そのパーソナルトレーニングジムの経営者は、「リバウンドをしないダイエットを教えたい」という考え・理念を持ち、「1年間トレーニングを続け、痩せるパーソナルトレーニング」をしました。全てのお客様に1年間のパーソナルトレーニングで結果を出すと伝え、パーソナルトレーニングを行いました。しかし、お客様の8割は「2ヵ月後までに痩せたい」と思っていたとしましょう。このお客様は、途中で退会せずに1年間続けてくれるでしょうか。両方の例とも答えは、「No」ですよね。客観的にみれば、すぐに理解できます。しかし、本当に経営している経営者はどうしても主観的になってしまい、お客様視点という客観的な考えを持てずに経営してしまう経営者がとても多いです。そのため、経営が上手くいかなくなってしまいます。
主観的な考えが強くなってしまって、経営が上手くいかなくならないように、しっかり「PDCAサイクル」を行いましょう。「PCDAサイクル」とは、P:プラン、D:実施、C:分析、A:行動をしっかり行うことです。すごく簡単にいうと、P(プラン)で「カットに力をいれる」と考え、D(実施)で実際に行ってみて、C(分析)で結果(上手くいったのか、いっていないのか)の原因を見つけ、A(行動)でC(分析)の結果を実際に行うという事です。これが上手く出来れば、主観的な考えで経営していても、お客様視点という客観的な考えに修正できます。このような方法を使って、しっかり成功できる経営者になれるようにしましょう。

美容室の経営者は「変化を恐れない」」

美容室の経営者として成功したオーナーの2つ目の特徴は、「変化を恐れない」です。自分が経営者として美容室を経営して、ある程度稼げたとしましょう。このあと、どうしますか。多いのは、「現状である程度稼げているため、このまま続ける」と考える経営者が意外と多いです。成功している経営者は、変化を恐れずに、様々なことをします。なぜなら、成功している経営者は「変化していない事は、いずれ赤字に会社をする事」を知っているからです。変化する方法はたくさんあります。ここでは、1つ紹介しますね。それは、2店舗目を経営することです。1店舗だけの毛英だと、経営者であるあなた自身が、美容師もやりつつ、経営もすることがほとんどでしょう。しかし、2店舗目を持つことで、強制的にどちらか1店舗はあなたは、美容師でなく、経営者だけの役割をもちます。これは、あなたが職場にいなくても、稼げる美容室にしないといけないという本当に経営者として必要な能力を養えます。このことにより、あなたは経営者として強制的にレベルを上げることができます。また、求人を出す時も1店舗スタッフ5名よりも、2店舗10名の方が応募されやすいですよね。また、店舗を増やす事によって収入が増えることにも繋がりますし、最終的に働かなくても収入を得ることもできます。働かなくてくても収入があるというのはとても良いことです。なぜなら、今までお金を稼いできていたのは、あなたの時間を使ってでした。つまり、今までだと、あなたが倒れてしまうと収入が0になってしまいます。そうなると、あなたの家族が困ってしまいます。ですが、店舗数を増やすことによりあなたの時間を使わなくても、収入を得ることができます。そうなると、自分の時間が増えます。その時間を自分が経営している美容室がよりよくするために使えます。そして、経営者としての時間をより過ごすことにより、美容室の経営は上手くいく可能性はどんどん上がりますよね。だからこそ、店舗を増やしていくことは成功するために必要なことの一つです。

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美容室の経営者は「熱意を持っている」」

美容室の経営者として成功したオーナーの2つ目の特徴は、「熱意を持っている」です。私は、これが一番大事なことだと思っています。本当に「熱意」これがなによりも大事です。美容室を経営している人・しようとしている人は当然と思うかもしれませんが、心の底から自分の経営している美容室が成功すると信じる事ができる人は意外と少ないです。どうしても、「上手くいかないかも」や「失敗したらどうしよう」と考えてしまいます。そのような考えがでてきて、自分が成功すると信じれなくなってしまいます。そうなってしまうと、熱意が少なくなってしまいます。あなたがお客様になったとして、潰れるかもと不安を持ちながら経営している美容室と、必ず成功するという熱意を持って経営している美容室、どちらにいきたいですか。間違いなく後者です。経営者の神様といわれている松下幸之助も「才能がハシゴをつくるのではない。やはり熱意である」と言っています。美容室の経営に自分の全てを懸ける熱意があれば成功する可能性はとても高いです。大きな理由は、どんなに大きな困難があっても簡単にあきらめないからです。あきらめてしまったら、成功する可能性は0です。熱意があるからこそ困難にぶつかっても知恵がでてきます。その知恵が困難を解決する1歩になります。
どんなに今利益をだしている美容室の経営者も最初から、利益をたくさん出していた訳ではありません。ここまで、利益を出すためには困難もあったでしょう。しかし、そこであきらめなかった経営者だからこそ利益を出せています。同じ困難があってもあきらめてしまう経営者もたくさんいます。経営者として大きな差はなくても「熱意」といったたった一つの差が、潰れてしまう経営者なのか利益を出す経営者か分かれてしまいます。美容室のEARTHグループの創業者の國分利治さんは、創業を目指す若者に向けたメッセージを「3年間休み無しで働け」といっております。3年間休みなく働く事はとても大変ですよね、しかし、自分は美容室の経営者と成功できると信じて熱意を持って働く事が出来れば、3年間休みなく働く事もできるかもしれません。

美容室の経営者として抑えておくべきポイント

美容室の経営者として成功する人と失敗する人の違いは、凄い技術や並外れた知識ではなく、意外と考え方や熱意といった誰でもできる小さな事です。経営者として美容室を経営していくのは簡単ではありません。経営していく中で、大きな困難がたくさんあるでしょう。そんな中でもあきらめずに頑張っていれば必ず知恵がでて、困難を突破できます。お客様視点を持っている、変化を恐れない、熱意を持っているの3つの事を今日からでも誰にでもできます。今、美容室の経営をされている方も、しようと思っている方の少しでもお役に立てたら幸いです。